練馬区石神井台の内科・消化器内科(内視鏡)・小児科
金田医院 内視鏡・胃カメラ・大腸カメラ

〒177-0045 東京都練馬区石神井台7-2-10

03-3920-1065

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診療案内

 

内科

生活習慣病

生活習慣病には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、慢性腎臓病や肥満などが含まれます。生活習慣病を治療する大きな目的は、脳梗塞や心筋梗塞などのいわゆる血管の詰まる病気を防ぐことです。生活習慣病の方の多くの方がメタボリックシンドロームの範疇に入っていますが、肥満の方が痩せると病気としても改善が目指せますので、食生活を見直したり運動を取り入れたりして根気よく取り組むことが治療の基本となります。

当院では患者さまの食生活、食の嗜好、睡眠、喫煙、アルコール摂取の状況について詳しくお話を聞いてアドバイスし、生活改善だけで難しい場合は薬物療法を併用します。痩せることで糖尿病の改善を目指す、食事の塩分をコントロールして高血圧の改善を目指すというように、お一人おひとりの状態に応じて行い、肥満の方の場合は腹囲や身長・体重をはかることで経過が数値としてもわかるように努めています。

消化器内科

食道癌、胃癌、大腸癌、胆嚢癌、膵臓癌、肝癌などの消化器癌の早期発見には特に力を入れており、腹部超音波検査、胃内視鏡、大腸内視鏡検査を行っています。逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群などの消化管疾患。慢性膵炎、胆石症、急性胆嚢炎、総胆管結石、アルコール性肝炎、脂肪による肝炎(NASH)、肝硬変などの疾患。

内視鏡検査

胃カメラ(胃内視鏡検査)は、経鼻内視鏡とハイビジョンの経口内視鏡を用意しており検査の目的や患者さんの希望により決めています。大腸内視鏡検査では痛みの少ない挿入を心がけております。早期癌、ポリープで切除できる病変については、日帰りで内視鏡を用いたポリープ切除術を行っています。

経鼻内視鏡

胃カメラ(胃内視鏡検査)は先端にビデオカメラが付いている内視鏡を用いて主に食道、胃、十二指腸の病気を診断する検査です。当院には、以前からある口から入れる太さ約10mmの経口内視鏡と鼻から入れる約5.5mmの経鼻内視鏡の両方が用意してあります。
経口内視鏡は太さに余裕があるので、高解像度のCCDが使え、より良い画像で検査ができ、空気を胃内に送ったり、水を吸ったり、病気の疑いのある場所を少し採取したりすることは、経鼻に比べて早く、余裕をもって行えます。しかし内視鏡検査がつらい、苦しいと感じる原因のげーげーとなる反射症状を起こす舌の付け根の部分や喉の後ろの壁に触りながら曲がって入っていくのでこの部分の麻酔が十分ではないと苦しい検査になってしまいます。

経鼻内視鏡検査では、細い内視鏡が左右どちらかの鼻孔から入り中または下鼻道を通りのどを真っ直ぐに通過し食道へと入っていきます。口から入れる従来の内視鏡と同等の診断能力を持っており検査時間も約10分と変わりませんが、いくつか特徴があります。

1)嘔吐反射が少ない。
鼻を通れば直線的にのどを通るので、げーげーとなる嘔吐反射を起こす舌の付け根に触れず、のどの後ろの壁を押すように曲がる必要がなく、圧迫感も少なく呼吸ができ苦しまずに楽に検査を受けることができます。喉や声帯周囲をゆっくりと観察することもできます。

2)使う薬が少ない。
鼻の粘膜のむくみを取り鼻の通りをよくするスプレーと少量の局所麻酔薬を両鼻に入れ、胃の動きを抑える薬を筋肉注射しますが、鎮静薬の投与の必要はありません。検査の間、意識もはっきりしており、余裕のある患者さんは自分の内視鏡画面を見て検査をしている医師に声を出して質問し、説明をしてもらえます。

3)検査後すぐに日常生活に戻れる。
のどの麻酔はしないので検査の後、短時間で食事や薬を飲むことができます。仕事や勉強もすぐにできます。目のピント調整が戻れば自動車や自転車の運転もできます。
もちろん検査のあとはすぐに担当医師が内視鏡画面を一緒に見ながら結果の説明を行います。
技術の進歩により画像は診断するのに充分になりましたが、空気を入れたり水を吸うのに多少時間がかかり、病気の疑いのある場所によっては採取するのがやりにくい場所があります。
もし両方の鼻から入らない場合は無理をせず鼻用の内視鏡で口から検査します。
検査の目的と患者さんの希望に合わせ経鼻か経口かを決めていますが、経鼻を使って検査を受ける方が多いです。

大腸内視鏡

大腸内視鏡検査は先端にビデオカメラが付いている内視鏡を用いて大腸の病気の診断をする検査です。
おしりの肛門から入りまず一番奥の盲腸まで挿入し、空気で観察する大腸を広げながら、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸の順番に観察します。病気の疑いがある部位は一部を採取して詳しく調べます。大腸内視鏡では、一般に痛い検査と考えられておりますが、当院では、患者さんの苦痛の少ない大腸内視鏡検査を行うために、まず患者さん個々の排便習慣に合わせ細かく緩下剤や腸運動調節薬、便を柔らかくする薬、前日の低残渣食を調節して、検査時の大腸内の便や前処置剤を極力減らし、大腸が不必要に伸びないようにしております。
検査中も医師が患者さんと会話しながら、無理な操作なしに苦痛の少ない検査をしております。
内視鏡を用いた治療も行っており、日帰りで大腸ポリープ切除術を行っております。
(アフターケアなどがある場合は術後に通院が必要になります。)

ピロリ菌除去

当院では保険診療によるピロリ菌検査・治療を行っています。検査の対象となるのは主に、胃内視鏡検査、バリウム検査等で慢性胃炎と診断された方、人間ドックなどでピロリ菌の感染が疑われると指摘された方です。その方に対してヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の検査を行います。

検査の結果、陽性の場合はお薬による除菌治療を行います。お薬はペニシリン系抗生物質、マクロライド系抗生物質、胃酸を押さえる薬を使用。朝と夜の服薬を1週間続けます。判定は治療から1~2カ月おいて呼気テストで調べます。除菌が成功していなければ2次除菌を行いますが、2時除菌に失敗した場合の3次除菌は保険適用外となります。

当院では「お腹の調子が悪い」などの症状で胃内視鏡検査を行った際に、ピロリ菌感染の特徴的な所見があれば患者さまにお伝えして検査をおすすめする場合もあります。

禁煙治療

禁煙外来について

禁煙のための飲み薬を服用する禁煙治療です。 タバコを吸うと脳にあるニコチン受容体にニコチンが結合して、快感を生じさせるドパミンを放出させます。禁煙治療薬はこの受容体に結合することでニコチンよりは少ない量のドパミンを放出してイライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。またニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまったときに“おいしい”と感じにくくすることにより禁煙の成功を助けるお薬です。
12週間、計5回の通院で、禁煙治療薬の処方だけでなく、息に含まれる一酸化炭素の濃度の測定や、医師からさまざまなアドバイスを受けることができます。
治療費は約6,000円です。(保険治療、3割負担の場合)自費診療の場合は約20,000円です。
禁煙治療薬内服中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作はできません。お仕事上これらをやらなければならない方は、ニコチンパッチを使う方法がありますのでご相談ください。

禁煙治療のスケジュール

0週:初回診察時
タバコの害についての説明、禁煙成功による利益について説明、チャンピックス服用方法、禁煙治療について説明します。呼気一酸化炭素濃度の測定(*)を行います。禁煙宣言書に署名していただき禁煙の決意を強くします。

禁煙開始日:1週後
内服開始1週間でチャンピックスを徐々に増やし、薬に慣れた1週後より禁煙開始となります。この際思い切ってライター、灰皿など喫煙に関係のあるものは捨てましょう。

2週後、4週後、8週後:通院時
呼気一酸化炭素濃度の測定を行い禁煙の確認と服用上の問題点をお聞きし、アドバイスをおこないます。お薬を処方いたします。

12週後:最終診察
これで禁煙治療は終了ですが、これからが本番です。再び喫煙しないように注意しましょう。
安易なもらいタバコは絶対にやめましょう。

(*)呼気一酸化炭素濃度測定
一酸化炭素はタバコの煙に含まれる代表的な有害物質です。禁煙により、息に含まれる一酸化炭素濃度が短時間で減少しますので、通院時に測定結果を記録することで禁煙治療の成果が実感できます。20秒間息をためて機械に吹き込むことにより簡単に測定できます。

抗加齢医学

人を含め生物はすべて、年月の経過とともに加齢により体や心に劣化現象が蓄積し、もとにもどらない老化が起こります。この老化現象は人により体の場所により不均一に進行します。またさまざまな要因(肥満、運動不足、偏った食事、喫煙、生活習慣病など)により加速され進行が早まってしまいます。これらの悪影響をおよぼす要因を減らすことにより老化の進行を極力遅らせることをめざすのが抗加齢医学です。
たとえ何かの病気にかかっていても元気で生きがいをもって長生きすることを目標にしています。
当院ではこのような医療を行いたいと考え、従来の個別の病気を治療するだけではなく、個々の患者さんを心と体が一体となった全体像としてとらえ、東洋医学や食事・サプリメント、有酸素運動、筋力トレーニング、脳活性化なども考慮した医療を行っています。

禁煙治療チェックリスト問診票

禁煙治療が健康保険で可能か確かめましょう。すべて当てはまるかやってみましょう。

Check1 :現在タバコを吸っているが、すぐに禁煙したいと考えている。
Check2 :1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上
Check3 :以下の問で「はい」が5個以上の方は「ニコチン依存症」と診断され健康保険を使って治療できます。

問1.自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコをすってしまうことがありましたか?
問2.禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
問3.禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
問4.禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
問5.問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
問6.重い病気にかかったときに、タバコはよくないとをかっているのに吸うことがありましたか?
問7.タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
問8.タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
問9.自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
問10.タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?